研究概要
当研究室では、独自の微粒子合成技術を基盤として、固体酸化物燃料電池、二次電池、触媒等、持続可能な社会の実現に不可欠なセラミックスデバイスの研究・開発を行っています。 例えば、水溶性の有機分子と錯体を高度に組み合わせた反応プロセスを構築し、高結晶性かつ単分散の酸化物ナノ結晶(直径<10nm)をワンポットで合成することに成功しています。また、これらのナノ結晶を用いて異種材料と均一に複合化されたナノコンポジットを合成し、これを原料として用いることにより、固体酸化物燃料電池電極をナノ構造化し、大幅な特性の向上に成功しました。さらに、これらの技術を応用したLiイオン二次電池や触媒の開発も進めています。 また、ナノ材料における機能発現機構を明らかにし、材料設計に関する新たな知見を得るため、材料の微細構造と特性との因果関係の解明にも取り組んでいます。Topics
トピックス一覧へ- 2021年09月14日
- 佐藤和好准教授が第25回横山科学技術賞を受賞しました
- 2020年09月07日
- 研究業績を更新しました。
- 2019年11月01日
- 修士2年の横田有祐君が第56回石炭科学会議において優秀賞を受賞しました。
- 2019年09月17日
- 修士1年の堀本健君が炭素材料学会夏季セミナーにおいてポスター賞を受賞しました。
- 2019年08月20日
- 修士1年の堀本健君が化学工学会横浜大会2019において学生賞(奨励賞)を受賞しました。
- 2014年10月14日
- 修士2年の堀口和哉君がIUMRS-ICA2014において優秀なポスター発表に贈られるAward for Encouragement of Research in IUMRS-ICA2014を受賞しました。
- 2014年08月30日
- 福岡大学(福岡県)で開催されたIUMRS-ICA2014において佐藤助教が講演を行いました。